ダウンロード Archive
HSP3Dish ver3.3a5を公開しました
※この記事で公開されているファイルは古いバージョンです。
さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
HSP3Dishランタイムのアップデート版を公開しました。
Windows版、iOS版での不具合修正と、Android版ランタイムのプレビュー版を同梱しています。
更新された内容の概要は以下を参照してください。
2012/03/02 ver3.3a5
iOS : iOS版プログラミングガイドの説明をXCode4.2対応に修正2012/02/09 ver3.3a4
hsp3cnv : 出力ソースにhsp3cnvのバージョン情報を含めるように修正
hsp3cnv : 変数の連続代入(a=1,2,3)の変換フォーマットを修正
hsp3cnv : ユーザー定義命令のvar引数で配列要素が渡っていない不具合を修正
hsp3cnv : 配列変数が正しく展開されないことがある不具合を修正
hsp3cnv : 改行文字列をHSPと同様のCR+LFに変換するように修正
android : プレビュー版を同梱
iOS : ランタイムバージョンを1.2に更新、フォルダ名をiHSP12に変更
iOS : 3.3a4のhsp3cnvが出力するソースに対応
Windows版のhsp3rd(Cランタイムテスト)を同梱※android版 HSP3Dishはプレビュー版であり、機能が足りない部分や調整中の項目を含んでいます。すべての環境での正常な動作を保証するものではないことをご了承下さい。
このアーカイブは、HSP3Dishの最新アップデーターです。HSP3.3フルセットに含まれているHSP3Dishランタイム及び関連ファイルをすべてアップデートするものです。HSP3.3リリース以降に公開された細かな修正及び機能追加が含まれます。
アップデートを行なう場合は、アーカイブ内のファイルをHSP3.3インストール フォルダに上書きしてください。同名のフォルダも上書きして構いません。 アップデートには、hsp3dish.exe(実行時ランタイム)、hsp3cnv.exe(ソースコンバーター)、 hsp3dish.hrt(実行ファイル作成用ランタイム)、hsp3dish.as(ヘッダファイル) が含まれています。必ずこれらのファイルをセットで更新するようにしてください。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hsp3dish33a5.zip (5.2 MiB)
詳しい利用方法などは、こちらのマニュアルを参照してください。
Android版は無料で開発を行なうことができますが、環境を設定するまでがかなり大変です。いずれ改善していきたいと考えていますが、現状では初めての方にはかなりハードルの高いものになっています。
HSP3Dishマニュアルインデックス
http://www.onionsoft.net/hsp/v33dish/index.htm
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HSP3Dish ver3.3a3を公開しました
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さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
HSP3Dishランタイムのアップデート版を公開しました。
今回から、iOS版のランタイムも含めてWindows版とともにアップデートを統合しました。iOS版とWindows版の最新版を含むアーカイブになっています。
更新された内容については以下を参照してください。
2011/11/15 3.3a3
hsp3cnvの不具合を修正(詳細はhsp3cnv.txt)
Windows版のhsp3dish(3.3a2)の更新を同梱(詳細はhsp3dish.txt)
iOS : ランタイムバージョンを1.1に更新、フォルダ名をiHSP11に変更
iOS : 3.3a2のgfilter命令に対応
iOS : mes命令のレンダリングを改善
iOS : bsave命令によるユーザーデータ保存に対応
iOS : bload命令によるリソースファイルからの読み込み対応
iOS : タスク切り替え時の動作抑制を追加
このアーカイブは、HSP3Dishの最新アップデーターです。HSP3.3フルセットに含まれているHSP3Dishランタイム及び関連ファイルをすべてアップデートするものです。HSP3.3リリース以降に公開された細かな修正及び機能追加が含まれます。
アップデートを行なう場合は、アーカイブ内のファイルをHSP3.3インストール フォルダに上書きしてください。同名のフォルダも上書きして構いません。 アップデートには、hsp3dish.exe(実行時ランタイム)、hsp3cnv.exe(ソースコンバーター)、 hsp3dish.hrt(実行ファイル作成用ランタイム)、hsp3dish.as(ヘッダファイル) が含まれています。必ずこれらのファイルをセットで更新するようにしてください。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hsp3dish33a3.zip (1.4 MiB)
詳しい利用方法などは、こちらのマニュアルを参照してください。
HSP3Dishマニュアルインデックス
http://www.onionsoft.net/hsp/v33dish/index.htm
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HSP3Dish(windows) ver3.3a2を公開しました
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さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
HSP3.3に同梱されている、Windowsで利用するHSP3Dishランタイムのアップデート版を公開しました。不具合の修正と一部機能の追加を行なっています。コンテスト作品で使用されることなどを考慮して取り急ぎ公開します。更新された内容については以下を参照してください。
2011/10/24 3.3a2
テクスチャサイズが2のn乗でない時に正しく描画されない場合がある不具合を修正
デフォルトでフィルタリング(テクスチャ補間)を行なわないように修正
フィルタリングの設定を行なうgfilter命令を追加。
mmload命令でmp3などのサウンドをループ再生できない不具合を修正
アップデートを行なう場合は、アーカイブ内のファイルをHSP3.3インストールフォルダに上書きしてください。同名のフォルダも上書きして構いません。アップデートには、hsp3dish.exe(実行時ランタイム)、hsp3dish.hrt(実行ファイル作成用ランタイム)、hsp3dish.as(ヘッダファイル)が含まれています。必ずこれらのファイルをセットで更新するようにしてください。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hsp3dish33a2.zip (514.7 KiB)
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HSP3Dish ver1.0を公開しました
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さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
HSPのスクリプトをスマートフォンで動作させるためのライブラリを含むHSP3Dish ver1.0を公開しました。
このバージョンには、HSP3.3に同梱されているWindows版HSP3Dishランタイムとほぼ同様に動作するiPhone/iPad版のランタイムが含まれています。開発及び実機での動作にあたっては、MacOS上で動作するXCode4環境と、iOS Developer Programの加入が必要ですが、試せる方はぜひ試用をお願い致します。詳しい利用方法などは、こちらのマニュアルを参照してください。
HSP3Dishマニュアルインデックス
http://www.onionsoft.net/hsp/v33dish/index.htm
今後、機能の拡充も含めて積極的に対応していきたいと考えています。HSP3Dishを使用した作品のAppStore上での公開も予定しています。今後ともHSP3Dishを宜しくお願い致します。
hsp3dish10.zip (3.9 MiB)
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HSP3.3リリース版を正式公開しました
HSP3.3のリリース版をオフィシャルサイトHSPTV!でも公開しました。
HSP3.3の主な機能などは、こちらのページを参照下さい。
HSP3新機能ハイライト
http://hsp.tv/make/hsp31hl.html
HSP3.3フルセットは、インストーラー付きのバージョンと圧縮ファイル版が用意されています。(HSP3.3のオンラインマニュアルはこちら) HSP3.3以前のバージョンが既にインストールされている場合は、以前のものをアンインストール してから、新しいバージョンをインストールすることを推奨します。 ただし、HSP3.3のインストーラーは、インストール先のフォルダ以外にファイルの追加を行ないませんので、 以前のバージョンと競合することはありません。(過去のバージョンと同時に利用することも可能です。)
Hot Soup Processor ver3.3 (フルセット・インストーラー版)
hsp33.exe (16.4 MiB)
Hot Soup Processor ver3.3 (フルセット・アーカイブ版)
hsp33.zip (21.9 MiB)
Windows98、WindowsMeなど一部のOSでは、標準のスクリプトエディタが起動しません。その場合は、HSP3.21までの旧版スクリプトエディタを使用して頂くことを推奨しています。以下から、HSP3.21版のスクリプトエディタだけをダウンロードすることができます。
Hot Soup Processor ver3.21 (スクリプトエディタのみ・アーカイブ版)
hsed321.zip (136.1 KiB)
HSPランタイム(hrt)開発者向けに、HSP3.3に対応したライブラリを公開しています。
こちらは、Visual C++でリンク可能なライブラリファイルになっています。
HSP3.3ランタイムライブラリ (ランタイム開発者向け)
hsp33lib.zip (1.3 MiB)
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HSP3.3リリース版を先行公開しました
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さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
いままでお試し版として公開してきたHSP3.3RC1版をもとに、微調整した最終バージョンを公開致します。
今後は、こちらを正式リリース版として公式サイトを含めて多くのユーザーにアップデートをお願いしていく予定です。ダウンロードは、以下のリンクからどうぞ。
HSP3.3リリース版(インストーラー)
hsp33.exe (16.4 MiB)
HSP3.3リリース版(zipアーカイブ)
hsp33.zip (21.9 MiB)
HSP3.3は、2年ぶりのメジャーアップデートとなり、HSP3.2及びHSP3.21、HSP3.22に替わってお使い頂ける最新版となります。大幅な仕様の変更はなく、あくまでも上位互換として動作する形で、各種機能が追加されています。詳しい情報については、HSP3.3システムドキュメント・インストールガイド、及びアップデートガイドをご覧ください。
HSP3.3RC1から更新された内容は以下の通りです。ランタイムファイル自体を含めて、基本的にはRC1版とほぼ変わっていません。
2011/09/13 3.3
[スクリプトエディタ] URL,メールアドレスの表示色を標準テキストと同じになるように修正
[スクリプトエディタ] オートインデントの設定が反映されなかった不具合を修正
HSP3ソースコンバーター(hsp3cnv)の修正
ドキュメントの微調整
RC版へのご意見、検証をして頂いた皆様ありがとうございました。
リリース版で反映できなかった修正も含めて、今後も新たなアップデートに向けて開発を続けていきますので宜しくお願い致します。
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HSP3.3RC1フルセットを公開しました
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さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
最新のHSP3リリース候補となるバージョン、HSP3.3RC1フルセットを公開しました。
すべてのプログラム・ドキュメントが含まれるフルセット版になります。
先行してzip圧縮版を公開しています。今後、インストーラー版も用意していく予定です。
HSP3.3β3から更新された内容は以下の通りです。
2011/07/27 3.3RC1
HSPアシスタントの初回起動時にメッセージを表示するように修正
HSP3ソースコンバーター(hsp3cnv)を同梱
HSP3Dishの機能修正、及びドキュメント拡充
HSPTV対応プログラム用の標準イメージを追加
セキュリティ対策のためDPM暗号化のアルゴリズムを微調整
[スクリプトエディタ] ツールメニュー「指定フォルダからDPM作成」を追加
[スクリプトエディタ] ツールメニュー「指定ファイルをCソースに変換」を追加 キュメント、リファレンスの細かい修正。
HSP3.3は、2年ぶりのメジャーアップデートとなり、HSP3.2及びHSP3.21、HSP3.22に替わってお使い頂ける最新版となります。大幅な仕様の変更はなく、あくまでも上位互換として動作する形で、各種機能が追加されています。
HSP3.2から追加変更された主要な項目は以下の通りです。
HSPスクリプトエディタのエンジン(Footy2)を更新し、表示や操作面の改善を行ないました 未初期化の変数が使用されたことを検出する機能を追加しています スクリプト実行速度を10~20%程度改善しています スマートフォン開発を視野に入れた新しいHSP3Dishランタイムを同梱しています HSPソースコンバーターを同梱し、Cソースコードへの変換が可能です HGIMG3にある不具合のいくつかを修正しました おちゃっこさん製作のEasy3Dプラグインを最新版に更新しました powf関数がマクロから標準の実装に切り替えられ、より正確な値を返します USB機器のコントロールに関するプラグイン、モジュールを同梱しています セキュリティ対策のためDPM暗号化のアルゴリズムを調整しています
アーカイブのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。hsp33フォルダを任意の場所に解凍してご使用ください。詳しい情報については、HSP3.3システムドキュメント・インストールガイド、及びアップデートガイドをご覧ください。
hsp33rc1.zip (21.9 MiB)
β版について皆様からの多くのご意見、ご報告頂き大変感謝しています。
今後も引き続きHSPをお使い頂けると嬉しいです。
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HSP3.3β3を公開しました
次期HSPに搭載する機能をテストするためのHSP3.3β3アップデーターを公開しました。
現在オフィシャルのダウンロードページで公開している、HSP3.21版からのアップデートが可能です。
アーカイブ展開後のhsp33b3updフォルダに含まれるファイル(フォルダ含む)を、HSP3.21インストールディレクトリに上書きでコピーすることで、アップデートが行なわれます。(同名のファイルやフォルダが上書きで統合されて構いません)
※注意
β版は、新規の機能や修正を検証するためのテストバージョンです。思わぬ不具合がある可能性もあることをご了承下さい。不具合が起こる場合や、動作が安定しない時は、以前のバージョンに戻して使用することを推奨します。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hsp33b3upd.zip (4.2 MiB)
HSP3.3は、HSP3.22までの更新をすべて含んだ上で機能追加や、不具合を修正した最新版となります。また、以前に公開したHSP3.3β2までの不具合修正を含んでいます。
HSP3.3β1から更新された内容は以下の通りです。(HSP3.3β2までの修正は以前の記事を参照してください)
2011/07/07 3.3β3
HSPDishランタイム(Windows)を同梱
単項のマイナス値がパラメーター最適化で不正コードとして出力されることがある不具合を修正
instr関数のp2パラメーター(インデックス)にマイナス値を指定した場合、-1を返す仕様に修正
かんたん入力でシステム変数を取得する際にエラーが出力される不具合を修正
[HGIMG3] objgetfv命令で配列の情報が正しく設定されないことがある不具合を修正
[スクリプトエディタ] 行間マージンのデフォルト値を2に変更
詳しくは、アーカイブ内のhsp33b3upd.txtを参照してください。
不具合や問題などありましたら、コメント欄またはHSPTV!掲示板、メールなどでお知らせください。
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HSP3.3β2を公開しました
次期HSPに搭載する機能をテストするためのHSP3.3β2アップデーターを公開しました。
現在オフィシャルのダウンロードページで公開している、HSP3.21版からのアップデートが可能です。
アーカイブ展開後のhsp33b2updフォルダに含まれるファイル(フォルダ含む)を、HSP3.21インストールディレクトリに上書きでコピーすることで、アップデートが行なわれます。(同名のファイルやフォルダが上書きで統合されて構いません)
※注意
β版は、新規の機能や修正を検証するためのテストバージョンです。思わぬ不具合がある可能性もあることをご了承下さい。不具合が起こる場合や、動作が安定しない時は、以前のバージョンに戻して使用することを推奨します。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hsp33b2upd.zip (3.3 MiB)
HSP3.3は、HSP3.22までの更新をすべて含んだ上で機能追加や、不具合を修正した最新版となります。また、以前に公開したHSP3.3β1の不具合修正を含んでいます。
HSP3.3β1から更新された内容は以下の通りです。(HSP3.3β1までの修正は以前の記事を参照してください)
2011/05/10 3.3β2
中間コードに最適化用のフラグを追加
hspdaプラグインのsortval命令でフリーズすることがある不具合を修正(BT#233)
一部のプラグインがWindows9xで動作しない不具合を修正
マクロ__line__が正常に動作しない不具合を修正(#BT238)
マクロpowfを標準数学関数に置き換え
HSPスクリプトエディタの更新
・作成途中のスクリプトがファイル読み込みで上書きされる不具合を修正 (BT#239)
・行番号やURL上でマウスカーソルが消える不具合を修正
・HSPメニューのDEBUGウインドゥ表示チェックが表示されない不具合を修正
・行間の広さオプションが設定できなかった不具合を修正
今回の主な変更は、中間コードの最適化により実行速度が若干向上したこと、β1で更新したスクリプトエディタの不具合を修正したこと、powfを標準関数に変更したことです。詳しくは、アーカイブ内のhsp33b2upd.txtを参照してください。
不具合や問題などありましたら、コメント欄またはHSPTV!掲示板、メールなどでお知らせください。
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HSP3ソースコンバーター ver0.3
かなり前から、OpenHSP上でHSP3ソースコンバーター(hsp3cnv)の実験を行なっていて、少しずつ形になってきています。
hsp3cnvは、HSP3のコードを他のソースに変換するためのツールで、C++言語など他の言語及びプラットフォームに向けたソースの移行を可能にするためのツールです。現在のバージョンでは、HSP3のソース(.hsp)をC++言語のソース(.cpp)に変換することができます。これによりネイティブコード動作による高速化や解析に対するセキュリティ向上などが期待できます。
hsp3cnvは、OpenHSPからも最新版をダウンロードできますが、まとめたアーカイブをβ版としてここでも公開するとともに簡単な使用方法を記しておきます。
※注意
HSP3ソースコンバーターは、できる限りHSPのソーススクリプトを他のシステムで運用できるよう変換を行なうもので、すべてのHSPソーススクリプトの変換を保証するものではありません。このバージョンは、テスト版のため多くの機能が実装されていません。変換の流れや、システムの概要を知るための参考程度にお使い下さい。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
hspcnv03.zip (234.6 KiB)
おおまかな利用方法は以下の通りです。
- 変換したいソースをスクリプトエディタで読み込み、オブジェクトファイルを作成します(HSPメニュー→オブジェクトファイル作成)。
この時、最初の行に「#cmpopt varname 1」を入れておくと変数名などがそのまま生成されるので変換後のソースが見やすくなります。 - ソースと同じフォルダに生成されたオブジェクトファイル(拡張子が.axのファイル)をソースコンバーターに渡します。コマンドプロンプト上でパラメーターを指定するのが正しい使用法ですが、axファイル(オブジェクトファイル)のアイコンを「hsp3cnv」にドロップするだけでも、同じフォルダにcppファイルが作成されます。(詳しくはドキュメントを参照してください)
- ここから先は、Microsoft Visual StudioのC++コンパイラが必要になります。ここでは、VS2005で検証していますが、基本的には2008や無償で入手できるExpressでも同様に使用することができるはずです。(2010での検証はまだ行なっていません)
Visual Studio上から、hsp3rtestフォルダ内にあるプロジェクトを開いてください。
- 最初にそのままプロジェクトをコンパイル(ビルド)することができるかを確認してみてください。正常にビルドされると、MIAさん作のレイトレーシング(raytracing.hsp)が起動できるはずです。
- ちなみにビルドの構成を「Release」にしていない場合は、実行速度は遅いままなので注意してください。
- 自分で変換したソースをビルドする場合は、hsp3cnvで変換したソースを「test.cpp」とリネームしてhsp3rtestフォルダ内にコピーするか、hsp3rtestプロジェクトに登録されている「test.cpp」を削除して変換されたソースに入れ替えればOKです。
Visual Studio上でビルドされたexeファイルは、Windows上でスタンドアロン動作するバイナリとなります。
C++言語上での、動作は以下の内容に制限されています。
・HSP3がサポートする基本命令、基本関数、システム変数
・int,double,str,label型の変数
・モジュール変数以外のモジュール機能(#module、#global)
・ユーザー定義命令、関数(#deffunc、#defcfunc)
・DLL及び、プラグイン呼び出し(仮対応)
以下の機能は、まだサポートしていません。
・プラグインによる変数型の拡張、コマンドタイプの拡張
・COMオブジェクト操作、COM型・Variant型変数
・モジュール変数
・varptr関数によるdll関数ポインタ取得機能
以下の機能は、このシステム上でのサポート予定がありません。
・run命令
サンプルで使用したMIAさんのレイトレーシング(raytracing.hsp)の場合、こちらの環境でテストした限りでは、1画面のレンダリング所要時間は以下のような結果になりました(環境により変動があります)。
HSP3.21実行時、17.429秒
hsp3cnvによるC言語実行時、9.655秒
hsp3cnvによるC言語最適化実行時、8.797秒
現状で、インタプリタ(通常)版のHSP3から2~5倍程度の速度になっています。(Debugビルドのままだと大幅に遅くなります)
VC++のPGO(Profile-Guided Optimization)を使用することで、さらに高速化を図ることができます。
HSP3ソースコンバーターの目的は、高速化やネイティブ化という面もありますが、C++など他の言語に変換することでWindows以外のプラットフォームでの動作につなげるという面も持っています。
特にスマートフォンやタブレット等のポータブルデバイスや、組み込み系の機器向けにライブラリを用意することで、Windows上で開発したものを手軽に移植するための環境として利用できます。
現在はまだ準備段階ですが、今後これからソースコンバーターを介して発展していく領域は限りなく広いと考えています。ぜひ、多くのユーザーに利用してもらえることを願っています。
また、OpenHSPではzakkiさんによりllvmを使用したJITコンパイラを搭載したバージョンも作成されています。こちらは、実行時にネイティブなコードを生成するもので、axファイルから直接コンパイルと同等の速度で実行を行なうことが可能です。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
peppermint.jp
http://peppermint.jp/
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