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2018-12

MUCOM88 Windowsを公開しました

8bit時代のMML記述による音楽作成ツール、MUCOM88のWindows版を公開しました。
これは、2018年のOBSLive年末生放送内で発表されたもので、古代祐三氏による楽曲製作ツールを元にして作られています。
古代祐三氏がこのツールを使用して作曲し、実際のゲーム楽曲で使用されたというMMLをサンプルとして提供するなど、ファンにとっても貴重なものになっています。

もともとは、1980年代のパソコン、PC-8801用に作られていたもので、MMLとかFM音源とか、かなり古い技術なんですが、今でも少ないパラメーターで多くの音色を作れるFM音源のコンパクトさと、少ない音数で手軽に作れるMMLのメリットはあるのではないかと思います。
放送では、出演した古代祐三氏自身が実際にMUCOM88でリアルタイムに作曲を行うなど、話題に事欠かない回となりました。

MUCOM88 Windowsは、PC-8801の環境を疑似的に再現するために、FM音源のシミュレートを行うライブラリ(fmgen)や、Z80のコード実行させるライブラリ(Z80Emulator)を内蔵しています。PC-8801そのものの機能は使用しないため、BIOSやBASICのROMイメージを必要としません。

ツールを起動するとエディタの画面となり、いきなりMMLのコードを記述して[F5]で演奏を開始することができます。
MMLは、音符を英文字のcdefgabで表現し、長さを数値で指定(c4ならばドの4分音符)しながら楽曲を作成していきます。一見文字の羅列に見えますが、わかってくると楽に記述ができるようになります。
FM音源としては、PC-8801に搭載されていたYM2608相当の機能を使用することができますが、USB経由で外部にハードウェアを接続することで、実際のチップから演奏させることが可能になっています。
SCCI(Sound Chip Common Interface )と呼ばれる規格に対応しており、以下のハードウェアを接続して利用できます。

・SPFM FMの塔
・SPFM Light
・RE:Birth
・G.I.M.I.C
・C86BOX

実際のチップを使用することで、実機と同じものを高音質で楽しむことができるという、何とも贅沢な機能です。

ツール自体は、MUCOM88 Windowsの専用ページから最新版を入手可能です。

MUCOM88 Windows公式ページ
https://onitama.tv/mucom88/

MUCOM88 Windowsのソースコードは、github上ですべて公開しオープンソースとして開発が進められます。元のZ80アセンブラによるソースコードも併せて公開されています。

Open MUCOM88 Repository
https://github.com/onitama/mucom88
Open MUCOM88 WiKi
https://github.com/onitama/mucom88

MUCOM88 Windowsの機能は、hspmucom.dllというDLLにまとめられており、これはそのままHSP(HotSoupProcessor)の拡張プラグインとして機能します。
実際に、GUIで編集するためのエディタはHSPで作成されていて、スクリプトの命令としてMUCOM88の機能を自由に使えるようになっています。

なにげない提案から始まった、Windows版の企画ですが、短時間の間に色々な方から協力を頂くことができ、想像以上に多くの人に届いたことはとても嬉しく思います。
私自身がFM音源やMMLに親しんでいたのは結構前のことですが、昔のハードやCPUを思い出しつつ、楽しみながら製作することができました。古代祐三氏の楽曲などを通じて魅力を再発見してもらえたら何よりです。

ちなみに、放送の後半には、まだ10代だった頃の古代祐三氏がアーケードゲームの展示会(アミューズメントマシンショー)に来ていた際の映像も公開され、こちらも大変レアなものになっています。
これは、1986年の秋に開催されたイベントで、まだ試作品として展示されているダライアス(タイトー)を古代氏が遊んでいる姿も見ることができます。

映像の最後には、おまけとして1985年の秋に発表されたスペースハリアー(セガ)も登場します。まだ主人公が戦闘機だったプロトタイプ時代の画面を収めています。

2018年もOBSLiveでは、色々なゲストとともに企画を進めてきましたが、引き続き2019年も楽しい放送ができればと考えております。
これからも、OBSLive、オニオンソフト共々どうぞよろしくお願い致します。

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次回のOBSLiveは12/20(木)、古代祐三さん、神たまさんを迎えて年末スペシャルを放送

※この生放送は終了しています。
アーカイブはこちら

2018年12月のOBSLive放送は、12月20日(木曜日)の20:00から以下のURLで行ないます。
※平日の、木曜日夜20時から行ないます。お間違えのないように宜しくお願いします。
FRESH! TV、ニコ生での配信となります。ustreamでの配信は行なわれませんので、ご注意ください。

https://freshlive.tv/obslive/255131 (FRESH! TV)
http://live.nicovideo.jp/gate/lv317387231 (ニコニコ生放送)

毎年恒例となっている年末のOBSLive年忘れ生放送、2018年最後のスタジオゲストは、おなじみの神たまさんと古代祐三さんをお迎えしてお届けします。
ゲームミュージックコンポーザーとして、現在も活躍中の古代祐三さんは、かつて「FM音源ドライバーズサミット 」でも神たまさんと共演し、「OBSLive 2013年5月放送」出演でも大きな話題となりました。いよいよ2018年末、満を持してOBSLiveに登場! これは何かが起こります!

謎の映像の意味は…? 数々の伝説を打ち立てたゲストによる、今年最後の「古代祭り」をぜひその目でお確かめください!
もちろん、スタジオからお届けするレギュラーコーナー、視聴者プレゼントなどもありますのでご期待ください。豪華にお届けする年末のOBSLiveをお見逃しなく!

前回、11月に放送した柳井政和さんゲストの録画も以下のURLで公開中です。
まだ見ていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
https://freshlive.tv/obslive/250898

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HSP3用のSteam対応プラグインhspsteamworksを公開しました

HSP3.5で使用できる、Steam(STEAMWORKS)対応プラグインを作成・公開しました。
Steam(スチーム)は、PCゲーム、PCソフトウェアをダウンロード販売する世界最大級の配信プラットフォームです。

国内で作られたアプリも数多く配信されており、HSPプログラムコンテスト入賞作でもある「箱庭えくすぷろーらもあ」も国内外で好評となっています。個人で作成したアプリも増えており、HSP3で作られたソフトウェアを世界中に販売することが可能です。

hspsteamworksプラグインは、Steamで配信するアプリにおいて、ランキングや実績(トロフィー)といった機能をサポートします。
HSP3による作品を多くの人に楽しんでもらうための選択として知っておいてもらえたら嬉しいです。
自身のアプリで使用する際には、あらかじめSTEAMWORKS上で開発者登録を行った上で、STEAMWORKS SDKを入手する必要があります。
このプラグインを使用したタイトルも今後登場予定になっており、その1つとして「コープスパーティー2」(チームグリグリ)も配信予定です。

hspsteamworksプラグインのダウンロードはこちらから。

  hspsteamworks.zip (156.3 KiB)

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