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マイコン

次回のOBSLiveは9/24(土)、スタジオゲストは角川アスキー総合研究所の遠藤 諭さん

※この生放送は終了しています。
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2016年9月のOBSLive放送は、9月24日(土曜日)の20:00に以下のURLで行ないます。

http://www.ustream.tv/channel/obslive (ustream)
http://live.nicovideo.jp/gate/lv276432728 (ニコニコ生放送)

今回の放送では、株式会社角川アスキー総合研究所遠藤 諭氏にお越し頂き番組を進めます。
「東京カレー日記」「週刊アスモノ」を始めとして多くのメディアに登場している遠藤 諭さんは、1990年代から月刊アスキーの編集長として活躍されていました。
そんな遠藤さんに、1980年代のマイコン・ホビーパソコンの時代、コンピューターとゲーム、ホビーの関係について、深く濃く話をお聞きする貴重な機会となります。
また、番組内では2015年にドイツで開催された「Vintage Computing Festival Berlin (VCFB)」の模様も紹介していきます。こちらも、どうぞお楽しみに。

もちろん、レギュラーコーナーのガジェット紹介、豪華な視聴者プレゼントもありますので、当日の生放送をお見逃しなく!

8月に放送した、オリテクさしださんゲストの回も、以下のURLで公開中です。まだ見ていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
http://www.ustream.tv/recorded/90625170

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古いコンピューター雑誌を見てみよう

誰が編集してくれたのかわかりませんが、ウィキペディアの「おにたま」項にはI/Oなどの古い雑誌収集物を持っていることが書かれています。確かに古い雑誌色々あるんですが、かなりの部分は人から借りたり、もらったりしたもので当時から保管してきているのはテクノポリス誌くらいです。
で、せっかくなので古いコンピューター雑誌がどんなものか紹介してみたいと思います。今見るとつっこみ所というか「?」な部分が多く楽しいのですが、一度には紹介しきれないので、少しづつ様子を見ながら続けてみたいところです。

さて、というわけでI/Oの1977年3月号(工学社刊)です。

いきなり30年以上前、古すぎの雑誌です。
I/Oは、日本最古のマイコン(パソコン)専門誌と言われていて、アスキー(ASCII)などの雑誌もここから生まれていきました。このころは、まだ電子工作(ハードウェア)に詳しい一部の人たちだけがコンピューターを知っている時代で、そういった人たち向けのホビー情報を載せた雑誌という色が濃かったのです。
表紙に「TVゲームを作ろう!」と書かれていますが、これはプログラムを組んでゲームを作るのではありません。電子回路を自分で設計してTVにつないで遊ぶゲームを作ろうという記事です。ファミコンでゲームするからファミコンを作りましょう的な壮大さを感じます。実はこの時代、家庭用テレビゲームとしてテニスゲーム(PONGの亜流)が広く普及していて、そのための(テニスゲームに特化した)ICチップが安く出回った時期でもありました。そのため、わりと安くTVゲームを自作できたという背景があるのですが、それでも道のりが遠くて大変そうです。
他にも音の出るハード(シンセサイザー)を自作したり、オシロスコープで絵を出す方法など一筋縄で行かない記事が続きます。つまりこの時代はハード。あくまでも電子回路が中心だったのです。中を見てもフログラムリストなどはなく、回路図が延々と掲載されていたりします。
そんな中、今見てもわかる記事がこちら。

秋葉原のマップです。今とはかなり違っている当時の様子を知ることができる貴重な資料です。

ついでにもう1冊紹介してみます。

「マイコン時代~あなたは生き残れるか?~」と題したビジネスマン向けのムック本(中央公論社刊)です。昭和56年(1981)に発売されたものですが、当時急速に普及を始めたマイコン(パソコン)に対して不安を煽るようなすごいタイトルです。表紙は芸術家の岡本太郎氏が当時最先端のコンピューターを使って描いたCGで、本の中身はかなり本気で作られています。(同じタイトルのテレビ番組が放映されていたようですが、当時見ていないので知らないです…。)
この中に「ゲーム入門」という気になる章があります。コンピューターを使ってゲームができる、あるいは作れるということを説明するもののようです。

「マイコンゲーム」「テレビゲーム」「インベーダーゲーム」を比較した表が載せられていますが、当時の認識というかビジネスマン向けの分類には首をかしげてしまいます。

この記事を書いた人がマイコン時代に生き残れたのか気になりますが、コンピューターもゲームも急速に進化をして現在に至っていることがわかります。そして、昔の様子や歴史の経緯から、現在に通じる遊びの本質や進化の方向など見えてくるものがある気がします。
そんなわけで、他の雑誌もいずれ紹介してみたいと思います。

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