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2013-01

HSPフルセットでのEasy3Dプラグイン同梱終了について

HSP対応の3DプラグインであるEasy3Dプラグインについて、作者であるおちゃっこさんのサポート終了と方針変更に伴い、HSPに同梱されているバージョンの扱いについて、協議を行なってきました。
本日、以下のような正式決定に至りましたのでご報告致します。

・次にリリースされるHSP3.32からEasy3Dプラグインの同梱は行われない
・Easy3Dプラグインの規約は変更されない(有料化や寄付といった情報は誤りです)

Easy3Dの新しい配布規約について、様々な可能性を検討してきましたが、HSPに同梱するにあたり、HSP側のライセンスとの競合が避けられず、話し合いの結果、取ることのできる最善の策としてHSP配布パッケージからEasy3Dプラグインを除外することに致しました。

おちゃっこさんは現在製作中の3Dライブラリに注力する形となり、Easy3Dはサポート外のライブラリとして、おちゃっこさんの管理に委ねられることになります。

おちゃっこさんからのアナウンスについては以下を参照してください。
http://ochakkolab.blog116.fc2.com/blog-entry-771.html

Easy3Dを使用して作品を発表している方や、現在作品を製作中の方がライセンス上で影響を受けることはありません。
新しいパッケージとなるHSP3.32については近日中にアナウンスを行なっていく予定です。
HSPで使用できる3D環境については、今後もHGIMG3などが引き続きサポートされますが、さらに幅広い活用ができる環境を整備したいと考えています。
ユーザーの皆様には、ご心配と不自由をおかけしたことをお詫びするとともに、ご理解とご協力をお願い致します。

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次回のOBSLiveは1/26(土)、TEKARUライブ特集。スタジオゲストはノイジークロークの関口千穂さん

※この生放送は終了しています。
アーカイブはこちら

2013年1月のOBSLive放送は、1月26日(土曜日)の20:00に以下のURLで行ないます。
http://www.ustream.tv/channel/obslive

今回の放送では、ゲーム音楽制作でおなじみの坂本英城さんを始めとしたノイジークロークのメンバーで結成されたバンド「TEKARU(テカル)」の歳末ライブとその舞台裏を特集します。「無限回廊」「勇者のくせになまいきだ」など有名なゲームの楽曲を大胆にアレンジしたTEKARUの魅力をたっぷりとお届けします。

スタジオゲストには、ノイジークロークでレーベルマネージャー/サウンドディレクターとして活躍されている関口千穂さんが登場! TEKARUやノイジークロークのことについてお話を伺います。また、レギュラーコーナーのガジェット紹介、グルメコーナー、豪華視聴者プレゼントなどもありますので、どうぞお見逃しなく!

前回12月に放送した年忘れ生放送の録画も以下のURLで公開中です。
まだ見ていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。


http://www.youtube.com/watch?v=_SACxufsOdU

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セガ・ファロ(SEGA FARO)の映像

古いビデオを整理していたらセガ・ファロ(SEGA FARO)の映像が出てきたので、ちょっと紹介してみましょう。

これは1974年に登場した国産初期のメダルゲームで、その豪華なキャビネットとわかりやすいゲーム内容で当時多くの店舗に導入されました。
日本でメダルゲームが本格的に普及していったのは1970年代初頭からで、競馬やプッシャー(ペニーフォールなどのコイン落とし)といった複数人で遊べる大型の筐体(マスメダルゲーム)もこの頃に多く登場しています。

セガ・ファロは、大型のエレメカゲームを多く手がけていたセガが作り出したメダルゲームです。当時、急速に伸びていたメダルゲーム市場で、多人数が同時に遊べる国産のメダルゲームが求められていたのだと思います。
プレイヤーは、8トラックカセットを使用した音声案内にしたがって、ルーレットの2・4・6・8・10・30という目にメダルを賭けることができます。
このゲームは自動進行で、一定時間が経過するとルーレットが自動的に回転(ルーレット上に球の位置を示す電球が点灯)して止まります。(誰も参加していなくても常にゲームは進行し続けます)
自分の賭けた数字に止まれば、その数字がそのまま払い出しのメダル枚数になります。つまり、「2」に賭けて当たれば2枚、「30」に賭けて当たれば30枚に増えるわけです。このルールはその後、駄菓子屋ゲームとしてヒットしたピカデリーサーカス(1975)にもそのまま継承されています。

ルーレットで賭けた数字がそのまま払い出しの倍率になるという、とても単純な仕組みは、その後も長く同じルールでゲームが作られてきているのを見ても、優れたアイデアだったのだと思います。
セガ・ファロは、出目の数だけメダル投入口があり、自分が賭けたい数字の場所にメダルを入れるだけでゲームに参加できました。また、複数枚を投入して賭け金を上げることもできました。(2~10までは最高4枚、30のみ2枚まで投入可能)
こうしたシンプルで遊びやすい仕組みもヒットに繋がった要因の1つだったのでしょう。

セガ・ファロはその後、進化したファロIIとして1977年8月10日に新発売されます。これは、両面に表示されるルーレット板により片側3人ずつ、合計6名が同時に参加できるよう、デザインを大幅に改良しています。また、ルーレットの目も60が新たに追加されています。(ファロIIはその後も改良を行ないニューファロという名称で生産が続きました。)

それからも、1983年に続編のファロIIIが製作されたほか、FARO JACKなどその後セガのルーレットゲームに名前が引き継がれていきました。

こういったルーレットゲームは、古くはMills Novelty Co. のBig Sixや、H. C. Evans & Co. のWinter Bookなどスロットマシンの発展系として存在していました。セガ・ファロは、その中でも洗練されたマスメダルゲームとして歴史に残る機械と言えるでしょう。

※2014/09/05追記 「ファロII」の発売年月が間違っていたので修正して追補を行ないました
※2015/02/23追記 「ファロIII」の画像を追加しました
※2017/05/19追記 「ファロII」の後に作られた「ニューファロ」について補足を行ないました

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