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2012-08-17

HSPによるゲームプログラミング教室2012、無事終了しました

HSPを使った夏休みゲームプログラミング教室が、東京都羽村市の生涯学習センター「ゆとろぎ」にて開催されました。
2012年7月26・27日・8月9・10日の4日間で初心者向けに講義を行ない、プログラミングやゲームの基礎を覚えてもらう教室です。
いままで、八王子市で行なっていたものと基本的に内容は同じなのですが、羽村市では初めてということもあって色々と心配でしたが、協力者の皆さんにも支えられながら無事に終了することができました。参加してくれた生徒の皆さん、そして現地で協力して頂いたヘルパーや事務局の方々、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

少しだけ内容に触れてみたいと思います。参加したのは、小学4年から中学2年までの子供たちが中心で、少しだけ成人の方もいらっしゃいました。プログラミングの経験は、皆さんほぼ初めてだったので、一緒のレベルからスタートすることができました。

まず簡単なプログラム(スクリプト)を入力してみることから始まって、出来上がっているゲーム(シューティングゲームなど)をロードして実行してみます。
ゲームが動くことも楽しいですが、プログラムを改造してゲームの内容が変わっていくことに気が付くと、みんな色々な部分をいじり始めます。そのうち、とんでもなく弾が出たり、高速になったりして遊べないゲームになってしまいますが、こうした経験の中でプログラムが実行される仕組みや、画面が作られる様子などを学んでいくことができます。
HSPのエディタは、特に何の設定や準備もなく、ただ書かれた内容を[F5]キーで実行するということさえ覚えておけば使えます。また、基本的にキーボードによるテキスト編集が中心で、ツールの操作や導入の段階で時間を取られることはほぼありません。いきなり核心に触れることができるのが強みだと思います。
4日間の間で、それぞれの生徒で違いはありますが、プログラミングについての基礎的な知識と、自分からエディタに文字を打ち込むという姿勢は身についたのではないかと思っています。
この教室で最も教えたいことは、ゲームを作ることというよりも、自分で書いた言葉でパソコンが自由に動かせるということ。それを組み合わせることで、まだ誰も作ったことのない、新しいものを生み出せると知ってもらうことなのです。
パソコンがプログラムで動いていて、自分で作ることができると気付いた人たちの中で、少しでも作り手や技術者が増えてくれることを願っています。
今後もまた開催される際には、HSPTV!などで告知を行なっていきますので、興味を持った方はどうぞ宜しくお願い致します。

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