OpenNIのインストール
キネコデラックスを利用する前に、OpenNIのインストールが必要です。
OpenNIとは、パソコンからKinectを利用するためのソフトウェアです。
インストール手順
(1) OpenNI binariesをダウンロードします
http://www.openni.org/ にアクセスし、
Downloadsをクリックします。

さらに、「OpenNI Binaries」へと進み、

さらに、「Stable」をクリックします。

ここで、32bit OSの方は、「OpenNI Stable Build for Windows x86 (32-bit) v1.1.0.38 Redist Edition」 を、
64bit OSの方は、「OpenNI Stable Build for Windows x64 (64-bit) v1.1.0.38 Redist Edition」 をダウンロードしてください。
OSが32bitか64bitかを調べる方法は、こちらをご参照ください。
(2)NITEをダウンロードします
http://www.openni.org/ にアクセスし、
(1)OpenNI binariesのときと同様、Downloadsをクリックします。
さらに、「OpenNI Compliant Middleware Binaries」→「Stable」と進みます。
このとき、下図の四角で囲んであるキーをメモしておいてください。(後でインストールに使用します)

さらに、32bit OSの方は、「PrimeSense NITE Stable Build for Windows x86 (32-bit) v1.3.1.3 Redist Edition」 を、
64bit OSの方は、「PrimeSense NITE Stable Build for Windows x64 (64-bit) v1.3.1.3 Redist Edition」 をダウンロードしてください。
(3)OpenNI Kinect Sensor Driver for Windows をダウンロードします
https://github.com/avin2/SensorKinect にアクセスし、Downloadをクリックします。
すると、ウィンドウが表示されますので、Download .zipを選択してください。

ダウンロードしたファイルは解凍しておきます。
(4)ドライバーをインストールします
※ OpenKinectのドライバをインストールされている方は,事前にアンインストールしておきます.
OpenKinectは、OpenNIとドライバが競合しています。OpenKinectのインストールなどを行ったことがない方は、
特に問題ありません。
※ UAC関連でインストールなどが出来ない場合は一時的にUACをOFFにします.
[コントロールパネル]>[ユーザーアカウント]>[ユーザーアカウント制御設定の変更]と進み,
スライダーを一番下まで下げ,Windowsを再起動することでUACをOFFにできます.
PCにKinectを接続します。
※Kinectは、USBでPCに接続しますが、新しいタイプのKinectは、コネクタがUSBではないので、
変換ケーブルが必要です。変換ケーブルの購入手順はこちらをご参照ください。
接続すると、デバイスドライバのインストールが自動で始まりますが、
下図のように、インストールに失敗します。

[コントロールパネル]から[デバイスマネージャー]を開きます.
すると、“ほかのデバイス”のツリーに“Xbox NUI Motor”が「!」がついた状態で存在していますので、
これを右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。


すると,どのような方法でインストールするか問われるので,
下側にある“コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します”を選びます.

次にドライバの場所を聞いてくるので,
(3)でダウンロードしたファイルの中にあるドライバの場所を指定します.
ドライバの場所は以下の通りです。
[(3)で解凍したフォルダ]\avin2-SensorKinect-28738dc\Platform\Win32\Driver
※ただし、下線部はバージョンによって異なります。
“サブフォルダーも検索する”にチェックを入れておきましょう.
指定したら“次へ”を押してインストールを開始します.

Windowsセキュリティが以下のような画面を出した場合、
下の選択肢を選択します。
これは、ドライバがMicrosoftの署名を受けていないために表示される画面です。

インストールが完了すると、デバイスマネージャの表示が変わり、
"PrimeSensor"の中に、
"Kinect Audio", "Kinect Camera", "Kinect Motor"
の3つが表示されます。

(5)OpenNIをインストールします
(1)でダウンロードしたOpenNIのインストーラ(OpenNI-Win32-1.1.0.38-Redist.exe)を実行してインストールします.
※下線部は、バージョンやOSによって異なります。
ダイアログに沿ってインストールを行って下さい。
(6)PrimeSensor for Windows(Kinect Mod)をインストールします
(3)でダウンロードしたフォルダの中にある、”SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msi”を実行します。
[(3)で解凍したフォルダ]\avin2-SensorKinect-28738dc\Bin\SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msi
※ただし、下線部はバージョンやOSによって異なります。
通常は、ダイアログに沿ってインストールを行いますが、
バージョンによっては以下のようなエラーが出ることがあります。
これは、ドライバが想定しているよりも、OpenNIのバージョンが古い場合に表示されます。

上記の場合、OpenNIのバージョンが1.1.0.39以上でないといけないことを表しています。
この場合は、手順(1)のOpenNIのダウンロードにおいて、
”Stable”を選択していたところで、代わりにLatest Unstableを選択し、
先ほどエラーで表示されたバージョンより新しいバージョンのOpenNIをダウンロードし、
インストールしてください。


その後、再度、”SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msi”を実行します。
(7)NITEをインストールします
(2)でダウンロードした”NITE-Win32-1.3.1.3-Redist.msi”を実行します。
※下線部は、OSやバージョンによって異なります。
途中でライセンスキーを求められるので,(2)でメモしておいたキーを入力してインストールを進めます.

以上で、OpenNIのインストールが完了し、Kinectによるキャプチャが可能になりました。
お疲れ様でした。
【参考URL】
まとめ?ブログ様
http://kgxpx834.blog58.fc2.com/blog-entry-22.html