チュートリアル その1



このチュートリアルでは、最初に簡単な2DRPG風のマップを作ります。

配置例





(1)エディタの起動

それでは、エディタを起動させましょう。

初期起動時
初期起動や設定ファイルを消した時などは
新規作成マップ用のマップチップ画像を、指定するように求められるダイアログが出ます。

ここでは"sample"フォルダ内のmapchip01.bmpというファイルを指定してください


操作を誤って違う画像を指定してしまった場合
本体設定を開き、新規マップファイルと書かれた枠の中の、参照ボタンを押せば再設定できます。
本体設定の開き方は下記参照







(2)本体設定

エディタの動作をRPG風マップ作成用に最適な状態になるように、設定をします。
まず、本体設定を開きます。

本体設定の開き方
  方法1.メニューの設定(S)→本体設定
  方法2.ツールバーの本体設定



本体設定が開きましたら
左上にある、エディタの動作と書かれた枠を見てください。

エディタの動作
エディタの動作を調整できるチェックボックスが並んでいます。
ここでは、以下の項目にチェックしてください。

境界線作成
  海岸線や、草原と荒地の境界等のチップを自動で最適に配置する機能
  詳しくはこちらのページで解説しています。

  

配置補間
  配置チップが途切れ途切れにならないように、配置したチップとチップの間を線形補間する機能

  




次にベースカラーを設定します。
ベースカラーとはマップやパレットの透過部分に塗られる色です。

ベースカラー
設定ウィンドウの左下にあるボタンを押してください。
すると、色選択ダイアログが開きますので、好きな色を選んでください。

※なお、このチュートリアルでは、以下の色を選んで今後の作業を進めます。



設定し終わりましたら、左下のOKボタンを押して設定を保存します。




(3)境界線作成機能の設定

さきほど有効にした、境界線作成機能を正常に動かすための設定をします。

この機能を使うには特定の並び方になっているチップ群の
一番左上にあるチップの番号が必要になりますので、まずそれを調べます。

このマップチップでこの機能に対応している部分は。

対応しているチップ群二つ

上記の橙色で囲まれた部分の2箇所なので、それぞれの一番左上のチップの番号を調べます

チップ番号を調べる方法
→調べたいチップをパレット上で左クリックで選び、パレットウィンドウのステータスバーの左側を見る



2箇所とも調べたら本体設定を開き、設定を入力します。
右上にある境界線作成機能の枠を見てください。


まずリセットボタンを押して、設定を全て消去します。
次に1番上のcmp_border01を選びます

ここには水際の設定を入力します
名前に 水際
補完モードは4方向16個
開始チップには先ほど調べた番号を(16)入力します

※"名前"はあくまでも目印です、特に入力しなくても問題はありません

すると凹みに境界線に境界線作成に用いられるチップが表示されます

良い例



次に、壁の設定を入力します
上から2番目のcmp_border02を選びます

名前に 壁
補完モードは8方向47個
開始チップにはさっき調べた番号(10)を入力してください

良い例


これで境界線作成設定を終らせます。設定ウィンドウ左下のOKボタンを押して、設定を確定してください。
また、この入力例をmapchip01.cbdというファイルに記録しています。



(4)マップ設定

マップ設定ウィンドウではマップ等のサイズを調整できます
ここでは、マップサイズを大きくするために例に沿って入力してみましょう

まず、マップデータ設定を開きます

マップデータ設定の開き方
  方法1.メニューの設定(S)→マップデータ設定
  方法2.ツールバーのマップデータ設定



マップデータ設定を開いたら、
マップサイズの枠内の二つの数値を16から32に変えてください



入力しましたら、左下のOKボタンを押してください。
マップデータ設定の変更が適応されます。




(5)配置する

パレットから配置するチップを選び、配置ウィンドウに配置してみましょう。

パレットからのチップ取得〜配置
パレットウィンドウのパレット部分で左クリックをすることで、クリック箇所のチップを取得できます
また、パレット上でドラッグすると複数のチップを取得できます



取得したチップは配置画面上で左クリックすることで配置することができます。
また、すでに配置したチップを右クリック/右ドラッグで取得することもできます。
※シフトキーを押しますと、一時的に境界線作成機能のオン/オフが逆転します。




ペンモード
ペンモードを変える事により、配置方法を変えることができます
現バージョンでは2種類のペンが使えます



→ノーマルペン
  普通にチップを配置します。
  配置画面に表示されるポインタの枠の色は黄緑です

→塗りつぶしペン
  クリックした場所を基点に塗りつぶします
  配置画面に表示されるポインタの枠の色は青色です
  また、塗りつぶしは途中で中断することが出来ます。

  ※現バージョンでは処理にかなりの時間がかかります(特に境界線作成機能が有効の場合)




それでは自由にマップを作ってみましょう。





(6)保存する

作成したマップを保存します。

マップ保存の方法
(1)名前をつけて保存の場合
 メニューのファイル(F)→名前をつけて保存



(2)上書き保存の場合 ※新規マップの場合は自動で"名前をつけて保存"になります
 方法1.メニューのファイル(F)→名前をつけて保存
 方法2.ツールバー→上書き保存
 





(7)終了する

終了方法
方法1.メニューの終了(X)
方法2.メニューのファイル(F)→終了(X)
方法3.配置ウィンドウの右上の[x]を押す







お疲れ様でした
チュートリアルその1はこれで終わりです

その2ではレイヤー機能を用いたマップや、ここで紹介しなかった機能の説明していきます。




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