「Tinyむぎゅ!」 for HSP 2.61 V1.4 ◎ゲーム内容   画面上の縦または横の列で連続して同じパターンのある列を圧縮して行く思考型  ゲームです。若干の中毒性があるので時間に余裕があるときにどうぞ。 ◎操作方法  ゲーム中は、キーボードまたはマウスを使用します。  キーボード操作   ・カーソルキー(←, →))     → で時計周り,← で反時計回り にカーソルが移動します。   ・スペースキー,カーソルキー(↑, ↓)     現在カーソルの有る列に対して「むぎゅ」を行います。(後述)   ・[Esc]キー     プログラムを終了します。ゲーム中はダイアログによる確認があります。   ・[F5]キー(ゲームオーバー時)     新しくゲームが始まります。   ・[F6]キー(ゲームオーバー時)     前回と同じ展開でゲームが始まります。  マウス操作   ・マウスカーソル移動    マウスカーソルによってメイン画面の周辺をカーソル移動できます。   ・左クリック     現在カーソルの有る列に対して「むぎゅ」を行います。(後述)   ・右クリック(ゲームオーバー時)     新しくゲームが始まります。   ・左クリックしながら右クリック(ゲームオーバー時)     前回と同じ展開でゲームが始まります。 ◎遊び方   この説明を見るよりに実際にプレイした方が早いと思いますが一応説明します。   ゲームを始めると、以下のような画面が表示されます。        ┏━━━━━━━━┓   カーソル──→◎      ┃        ┃ ☆×◎△◎☆ ┃        ┃ ○△◎☆◎○ ┃  メイン画面─→ ○×☆××☆ ┃        ┃ ○△◎☆△☆ ┃        ┃ ☆◎◎☆◎☆ ┃        ┃ ××☆◎○△ ┃        ┃        ┃   ネクスト─→ ◎○△◎×△ ┃   表示部  ┗━━━━━━━━┛   メイン画面では縦6キャラクタ×横6キャラクタの画面が表示され、メイン画面の  周囲に沿うように動かせるカーソルが有ります。カーソルのある縦/横列の中に  同じパターンが並んでいる場合、その列は「むぎゅ」出来る状態にあります。  「むぎゅ」対象のキャラクタには線が表示されるのですぐわかると思います。  この状態で「むぎゅ」を行うと、列中同じパターンが連続している部分が1つに  まとまります。   例えば上の画面の状況(☆○○○☆×)では「○」が3つ並んでいます。この状態で  「むぎゅ」する事で「○」が一つにまとまります(・・☆○☆×)。  ここで空けられた部分には、画面下に表示されている横6キャラクタ分のネクスト  表示部の左のキャラクタから順番に補充されます(○◎☆○☆×)。   一定数「むぎゅ」するとレベルアップして段々難しくなって行きます。   この操作を繰り返して行き、どの列も「むぎゅ」出来ない状態になったら  ゲームオーバーとなります。 ◎得点について   「むぎゅ」した時の得点は、      パターンの基本点 × 複数パターンの際の倍率 × レベル  で決定されます。   「むぎゅ」の基本パターンは3種類(連,ペア,トリオ)で8パターンあります。  それぞれのパターンと基本点は以下に示す通りです。    パターン 名前 基本点 説 明   ☆☆◎○△× 2連  1 同種のコマが2つ連続   ☆☆☆◎○△ 3連  4 同種のコマが3つ連続   ☆☆☆☆◎○ 4連  9 同種のコマが4つ連続   ☆☆☆☆☆◎ 5連 16 同種のコマが5つ連続   ☆☆☆☆☆☆ 6連 25 同種のコマが6つ連続   ☆◎☆◎△× 2ペア  5 2種類のコマが2つ連続   ☆◎☆◎☆◎ 3ペア 25 2種類のコマが3つ連続   ☆◎△☆◎△ トリオ 25 3種類のコマが2つ連続   (☆◎◎☆◎◎ でも可,☆◎○☆○◎ は不可)   この他に、1列中に基本パターンが複数入っている場合でも判定します。  この場合、1列中に入っているパターン数に応じて基本点に倍率がかかります。  例:   ☆☆◎◎◎◎ 2連+4連    (1+9)×2     =20点   ☆◎☆◎○○ 2ペア+2連   (5+1)×2     =12点   ☆☆◎◎○○ 2連+2連+2連 (1+1+1)×2×3 =18点 ◎判定について   パターンの判定は、トリオ,ペア,連の順に優先します。またカーソルに近い側  から判定を行うため、以下の例のように、場合によっては「むぎゅ」する方向に  よって判定するパターンが異なる場合があります。  例:   ☆◎☆◎☆× 左からの場合:☆◎☆◎-☆×  2ペア          右からの場合:☆-◎☆◎☆-× 2ペア   ☆◎☆◎☆☆ 左からの場合:☆◎☆◎-☆☆  2ペア+2連          右からの場合:☆-◎☆◎☆-☆ 2ペア ◎履歴 V1.4:2004/10/11 ・前回と同じ展開でプレイする機能を追加 ・Escキーによるプログラム終了を追加 ・むぎゅ時の得点表示位置を変更 V1.3:2004/09/30 ・レベルアップ時の表示を追加 ・むぎゅ時の得点表示を追加 V1.2:2004/09/18 ・マウス操作にも対応 ・ハイスコア機能を追加 ・ゲームオーバー時の表示を変更 V1.1:2004/09/05 ・レベルが上がると判別不能の色の駒が出る現象の修正  (パレットからフルカラーに変更し、配色を見直す) ・カーソルキー上下の押しっぱなしで連続むぎゅしてしまう件の修正 ・駒の見栄えを変更 V1.0:2004/08/23 ・公開 ◎以下、余談  ・このゲームは、元々は VisualBasicで作成していました。その後 PC-6001に移植   して 今回の HSPに至っています。一応、8bit, 16bit, 32bitを制覇という事で。  ・ショートプログラムの制限(start.axが2,500バイト以内)は、なかなかハマり   ました。感覚的には、8ビット時代のBASICでサイズを減らすために色々な手段を   考えるのに似ています。と説明してもわかる人は少ないでしょうね(-_-)。  ・V1.0で、これ以上できない位削ったと思ったのですが、修正を加えるために再度   見直すと またstart.axが100バイト程削れました。   しかし、修正を加えると今度は2,593バイトに...。それでも最終的には 2,500   バイトに収まる辺りがなんとも不思議ですが。  ・V1.1からさらに160バイト程度削減できたので、機能追加として還元しました。   最初無理だと思っていたマウス操作もなんとか入りました。   さすがにそろそろ限界かも。  ・すみません、限界じゃなかったようです。誰に謝ってるんだかわかりませんが。   他の Webに書いてあった節約テクニックを使ったり処理を見直したりした結果   V1.2からさらに百数十バイト程度削減できました。という訳で、また機能追加と   して還元です。これで小気味良さUP?  ・V1.3からさらに170バイト削減...。で、また少しですが機能追加です。   それにしても、V1.0からここまで作る気になるとは思ってもみませんでした。   私自身も「HSPショートプログラム」という「ゲーム」にハマっていたのかも   知れません。 2004/10/11 KAW