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  小・中学生の学習支援ソフト
Study Card 


問題カードの作成・追加・修正の方法

 Study Card は、ユーザが自由に問題カードの作成や追加、修正ができます。

 問題カード作成ウィンドウでは、全てキーボードからの入力が可能となっています。キーボードの[ Tab ]キー、または[ Shift ]+[ Tab ]キーを押すことで、各オブジェクトのフォーカスが移動します。オブジェクトにフォーカスを合わせ、[ space ]キーを押すことで次の機能をします。
・オブジェクトがボタンでしたら、クリックと同じ働きをします。
・オブジェクトがラジオボタンでしたら、チェックが入ります。

 "新規に作成する場合と、すでに保存してある問題カードへの追加・修正する場合の2つに分けて説明します。

問題カードの新規作成

 メインウィンドウで [ 問題作成・修正 ] ボタンをクリックすると、下の図のような問題カードの作成や編集をするためのウィンドウが起ち上がります。これが問題カード作成ウィンドウの初期画面です。



 図の中の赤い丸数字がついている各オブジェクトについて説明します。
  • @:[ 新規作成 ]ボタンです。クリックすると問題カード作成ウィンドウを初期化します。ある問題カード集の作成が一段落し、続けて別の新しい問題カード集を作成したい場合にクリックしてください。すでにカードを作成・修正している場合は、問題カードを保存をしてから初期化してください。

  • A:[ カードを開く ]ボタンです。クリックすると、既存の問題カードファイルを読み込むためのダイアログボックスが起ち上がります。問題カードを追加・修正する場合にクリックしてください。

  • B:[ 保存 ]ボタンをクリックすると、作成した問題カードをファイルとして保存するためのダイアログボックスが起ち上がります。保存場所があとでわからなくならないように、きちんと覚えておいてください。(プログラムファイルと同じフォルダを推奨します。)
     なお、問題カードの拡張子は(*.stc)である必要があります。保存ダイアログでは、あらかじめ(*.stc)が表示されますが、(*)の部分だけを消して自由にファイル名をつけ、(.stc)の拡張子の部分は消さないようにして保存してください。

  • C:[ ログ表示 ]ボタンです。クリックするとメモ帳などのテキストエディタが起動し、問題文・正解番号・4つの選択肢の順番に問題カードの情報を表示します。
     表示されたログ情報をテキストファイルとして保存したい場合、または印刷したい場合は、テキストエディタの機能を使って行ってください。

  • D:[ 閉じる ]ボタンです。クリックすると、問題カード作成ウィンドウを閉じ、メインウィンドウに戻ります。ウィンドウ閉じる前に、大切な問題カードを必ず保存するようにしてください。

  • E:[ 問題カード名 ]の入力ボックスです。カード集の名前は全角で15文字以内です。

  • F:[ カテゴリ ]を選択するドロップダウンリストです。そのカード集があてはまる教科や領域をリストから選択してください。

  • G:[ カード作者の名前 ]を入力するボックスです。カード作者の名前は全角で10文字以内です。カード作者の名前は書き換えられますが、作者の努力や着想を尊重するためにも、誰か他の人が作ったカードの作者名を勝手に変更することは禁じます。

  • H:[ 文字入力解答の注意書き ]を入力するボックスです。注意書きは全角で30文字以内です。文字入力解答では、[半角入力]か[全角入力]かで混乱を招くことが予想されます。このボックスには、問題カード作者からの注意をしっかり記入してください。

  • I:[ 問題文 ]の入力ボックスです。全角で100文字までの問題文を入力できます。しかしながら、問題文は「簡潔・明瞭」を心がけてください。

  • J:[ 正解チェック ]のラジオボタンです。ラジオボタンの右側にある選択肢に対応するようにチェックします。正解のチェックは、規則性がないように、また偏りがないようにばらばらに割り振ってください。

  • K:[ 四択選択肢 ]の入力ボックスです。各選択肢は、全角で30文字まで入力できます。4つの選択肢は、同一のものがあってはいけません。また、文字入力解答で混乱を招くおそれがあるので、選択肢には[半角文字]と[全角文字]の混在をしないように心がけてください。

  • L:[ 問題カードの追加・削除 ]のボタンです。[ + ]で追加、[ - ]で削除です。
     問題カードの新規作成時には、白紙のカードが1枚表示されています。IからKを入力すると、自動的に問題カードしてウィンドウ右側にあるリストに登録されます。
     登録されない場合は、選択肢に同一のものがあるなどの不備があります。
     無事に登録されたら、[ + ]ボタンをクリックしてください。2枚目の白紙のカードが表示されます。新しい白紙のカードに問題文や選択肢を入力していきます。この入力作業を繰り返して、問題カード集を作成していきます。
     [ - ]をクリックすると、現在表示されている問題カードを1枚削除します。

  • M:カードをめくるボタンです。4種のボタンをクリックすることで、カードの表示を切り替えます。
      [ << ]は最初のカード
      [ < ]は1枚前のカード
      [ > ]は1枚次のカード
      [ >> ]は最後のカード

  • N:問題文のリストボックスです。リストの項目をクリックすると、ダイレクトにその問題カードを表示します。Mのカードをめくるボタンと合わせて、問題カード表示を任意に切り替えてください。

  • O:問題カードの情報です。
    カードIDは、表示されている問題カードが何枚目かを表しています。
    カード総数は、問題カードが現在全部で何枚あるのかを表しています。
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既存の問題カードファイルからの追加・修正

 Study Card では、すでに保存してある問題カードファイルを開き、そこから問題カードの追加や修正ができます。問題カード作成ウィンドウで[ カードを開く ]ボタンをクリックし、既存の問題を読み込んだ状態が下の図です。



  • すでに保存してある問題カードファイルを読み込むと、EからHのカード著作権情報が表示されます。修正したい箇所を書き換え、ファイルを保存することでカード著作権情報は更新されます。
     ただし、オリジナルのカード作者の努力や着想を尊重するためにも、カードの作者以外がEからHのカード著作権情報を勝手に変更することは禁じます。

  • また、既存の問題カードファイルを読み込むと、1枚目のカードの問題文や選択肢がIからKに表示されます。
     Nには、全ての問題カードの問題文リストが表示されます。リストのフォーカスは1枚目のカードにセットされます。
     Oのカード情報には、現在のカード枚数が表示されます。

  • 問題カードの追加をするには、まずMやNを操作してカード表示切り替えを行ってください。追加したい箇所でLの[ + ]をクリックします。すると白紙の新しいカードが挿入されます。
    (例:カードIDが8番目であるカードが表示されている時に[ + ]ボタンをクリックすると、白紙の新しいカードが9番目に挿入され、挿入以前に9番目だったカードは自動的に10番目にシフトします。)
     白紙カードのIからKを入力することで、新しいカードがリストに追加されます。

  • 問題カードを削除するには、MやNを操作して削除したいカードを表示させます。そして、Lの[ - ]ボタンをクリックします。
    (例:カードIDが1番目のカードを削除すると、2番目以降のカードは自動的に1つずつ番号をつめてシフトします。)

  • 問題カードの修正をするには、MやNを操作して修正したいカードを表示させます。そして、IからKの修正したい箇所を再入力してください。
     Iの問題文を修正しても、Nの問題文リストに直ちに反映されるわけではありません。修正したカードと違うIDのカードを表示させると、リストの方に修正した問題文が反映されます。
     また、修正時においては、うっかりKの4つの選択肢で同一のものが存在していても、ソフトウェア側でブロックできずに通過してしまいます。時期バージョンで直したい点なのですが、当面は作者や修正者の各自で、選択肢に同一のものが存在しないようにくれぐれも配慮してください。

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