[ 入力候補 ]
入力候補とは現在入力されているテキストを解析し、
可能性のある文字を一覧表示、または補完する機能をいいます。
例えば、!goto コマンドの後ラベルの一覧を表示したりすることです。
ラベルや変数、各コマンドについては、まず
チュートリアルを参照してください。
入力候補の起動
入力候補が起動するのは二通りの場合があります。
一つは、ユーザーの皆さんがコントロールキーとスペースを押し意図的に起動する場合
もう一つは、AresEditor が任意のコマンドの入力後に自動的に起動させる場合です。
入力候補が意図に起動された場合、AresEditor は前後のテキストを解析し、
可能性のある文字列すべてを一覧し、可能性のある文字列が一つしかないときは
自動的に残りの部分を挿入します。自動で起動された場合は、
必ず入力されるであろうテキストを挿入し、続く文字列一覧を表示します。
入力候補を使う上での注意点
入力候補機能を使う上でいくつか、注意する点があります。
これらの注意点を理解しておけば、よりスムーズにこの機能を使えるでしょう。
・注意 1 ラベル一覧は編集中のファイルのみから
ラベルの入力候補は、現在編集中のファイル内のラベルのみ表示します。
これは、基本的に他のファイルのラベルにジャンプすることがないからです。
よって、現在編集中のファイル内にラベルがないとラベル一覧は表示されません。
(!change コマンドの時だけ !change の後の指定されたファイルからラベル一覧を読み込みます。)
・注意 2 変数一覧は、同じか、または自分より階層が下のフォルダ内のファイルから
Ares で再生中に処理される変数は基本的に一度設定されると、
ジャンプしたファイル内でも有効になります。
しかし、シナリオ編集中はどのような変数が他のファイルで使われているか確認することができません。
そこで、AresEditor では現在編集中のファイルがあるフォルダ、またはそれ以下のフォルダ内の
ファイルを解析し、使われている変数を取得、一覧してくれます。
逆にいえば、そのすべてのファイル内に変数が一度も使われていなければ、
変数の一覧は表示されません。さらに、編集中のファイルが一度も保存されてなければ
表示される変数一覧は編集中のファイル内で使われている変数のみです。
・注意 3 他のファイルの変更を検知しません
シナリオを編集していると新しいファイルを作成したり新しいラベルや変数を追加することが多々あるでしょう。
AresEditor は現在編集中のファイルに関してはそのような変更を検知しつねに、最新の一覧を表示しますが、
他のファイルに追加された変数やラベルまでは検知しません。
他のファイルに新しいラベルや変数を追加しそれを現在編集中のファイルの一覧にも適応したい場合は
メニューの [Ares] → [入力候補更新] を押せば、他のファイルのラベル、変数も一覧に表示されます。
これらのことをふまえて、入力候補機能をお使いください。
慣れれば、誤字やエラーの少ないシナリオが非常に早く書けるようになります。
動作部分での希望がございましたら、ご連絡下さい。