HSP講習会の提案 (2004/6/10 onitama) ・概要 私どもは、簡単なプログラミングを通してパソコンの楽しさを体験するために Hot Soup Processor(HSP)を利用することを考えております。 計画しています。Hot Soup Processor(HSP)を利用することで、幅広い客層をターゲットに 今までできなかったパソコンの使い方、仕組みの理解ができるのではないかと考えていま す。 この文書では、具体的な講習会のカリキュラム提案を行なっています。 ・HSPを使うことの長所 ・開発環境がパッケージ化されており導入や習得が容易 ・子供向けの書籍を含む書籍やネット上の資料が豊富に揃っている ・フリーソフトなので導入コストが低い ・画像や音声といった見た目にわかりやすい講義が可能 ・講習会の概要 1日1講義で4〜5時間程度。 ・対象とする年齢層、人数 10歳以上から。1講義につき、20〜30人程度。 パソコンやマウス、クリックのしかたなどは知っている人を対象。 プログラミング経験がまったくない、または初心者の人が対象。 講師として1名。サポート要員として1〜2名程度。 ・講習会の内容 「パソコンで始めるHSPゲーム製作教室」(1日1回・4〜5時間) プログラミングを知らない初めての人を対象にゲーム作りを通して、 パソコンの楽しみ方を覚えていく講座です。 1. 第一部 HSPに慣れてみよう (90分) ・プログラムの仕組みとHSPについて ・HSPスクリプトエディタの起動と使い方 ・とりあえず完成済みのゲームを動かしてみよう ・文字の表示、絵の表示 ・ボタンの配置、ラベル移動と分岐 ・変数とは? 計算のしかた ・入力ボックスの配置、計算ソフト 2. 休憩 (60分) ・質問や疑問などに返答 3. 第二部 かんたんゲーム製作 (90分) ・自分で絵を描いてパーツを用意(ペイント使用) ・描いた絵を表示してみよう ・描いた絵を動かしてみよう ・マウスで攻撃、ガンシューティングゲームを製作 ・音を出してみよう 4. 第三部 シューティングゲーム実習 (30〜60分) ・以降、自由にシューティングゲームをひな型から製作 ・自分で描いた絵を使ったり改造して楽しもう ・音を変えたり、自分の声を入れてみよう ・Hot Soup Processor(HSP)について 手軽なプログラミングツールとして、1994年から開発が開始され1996年以降フリーウェ アとして公開されているプログラミングツールです。BASIC言語をベースに、主として個 人用、オンラインソフトのゲームやツール開発に利用されており、「HSPプログラミング 入門」(秀和システム刊)を始めとする解説書8冊を発売、雑誌連載6本が掲載されてきまし た。2004年中にも、3冊の新刊発行が予定されています。 2003年に開催されたプログラムコンテストでは、HSPによって作られた作品が570本以 上の応募されるなどアマチュア向けのツールとして広いユーザー層と、認知度を得ていま す。