『hdlcss.txt』で埋め込まれるクラスは『hdcss.txt』(=初期値)と同じものです。
『hdlcss.txt』にはスタイルシートの指定部分がなく、代わりにlinkタグが使われています。CSSは別ファイルに分離して読み込む(呼び出す?)ことになります。
ファイルの拡張子は『.css』。linkタグは必ず <head> 〜 </head> 内に記述します。
このヘッダがオススメなのは、サイト全体のデザイン変更が手軽だから。スタイルファイルの変更だけで、そのファイルからスタイルを読み込むすべてのページで外観が変わります。
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="novel.css" media="screen,tv">
以上が該当部分。
このままの状態で読み込まれるのは、同じディレクトリ(Windowsでいうフォルダ)にある『novel.css』です。
「この(=できあがりの)htmlファイルと同じディレクトリにある『novel.css』」という意味ですので、別の位置に保存したり別の名前を付けたりした場合は書き換えてください。
通常のリンクと同じく、
指定します。
逆に、このヘッダファイルを全く編集せずに使用する場合は、変換後のhtmlファイルを保存するディレクトリ(フォルダ)に、sampleフォルダ内の『novel.css』をコピーしてください。
『novel.css』の中身は、『hdcss.txt』(=初期値)のスタイルタグの中身と同じです。お好みで書き換えてご使用ください。
スタイルタグや外部ファイルで、指定が重なった場合の優先順位を上げておきます。
最も優先度の高い『属性としてタグに書き込む方法』は、変更が大変なので避けたほうが無難だと思います。
優先度 | 低 | 中 | 高 |
---|---|---|---|
指定方法 | 外部ファイル | head内部のstyleタグ | タグのstyle属性 |
ヘッダ部分にstyleタグで埋め込んだ場合と同様、『media="screen , tv"』を書き添えると(=media属性がscreen以外のとき)、 NN4.xがスタイルシートを読み込めなくなるようです。
NN4.xはスタイルシートの表示に問題点がいろいろあるので、あえて読み込まれないようにしておきます(バージョンアップ等で、この記述に意味がなくなる可能性はありますが)。