================================================= HSPプログラムコンテスト2005バージョン ================================================= 1】初めに  以前仕事で使う事を目的にHSP2.61にて作成したプログラムを  今回HSPプログラムコンテスト2005ショート部門応募用にソースを書き換えた物です。 2】プログラム(今回のバージョン)の特徴  目的:画像ファイル(*.jpg;*.bmp;*.gif等)をモノトーン(256色)に変換する。 注)*.icoファイルは読み込めません。     ファイルを拡張子ではなく最初の2バイトで判断している為に     icoファイルは読み込み時にエラーと成ります。  特徴  1:モノトーンに変換する時に色合い、明るさを調整出来ます。    例)セピア色、青みがかったモノトーン等    注)変換後の色合い、明るさは変換前にカラーバーで確認出来ます。  2:書類等をスキャンした際に出るくすみ(霞見たいやつ)を修正できる。    注)若干ましに成る程度。極端な修正を掛けると真っ白に成ってしまいます。 注)写真では修正量によって、別の意味で結構面白い画像に成ります。(^^; 3:変換方法はYIQの輝度(Y)かRBGの単純な平均化のどちらかを選択出来ます。 4:変換する際にbmp(8bit),bmp(24bit)を選択できる。  5:元画像が同じなら最大5種類の変換結果を保持出来る。 注)画面で最大5種類の変換結果を確認出来ます。 6番目の画像からは1番目の画像から順に上書きされます    注)5種類の結果を別名で別々に保存も出来ます。 6:要領の関係でかなり無茶苦茶な事をしている上に、    速度を犠牲にしている部分が多々有りおせいじにも早いと言えません。    画像のサイズは特に規制していませんが、余りに大きなサイズだとそれなりに時間が掛かります。  7:元の画像サイズが1600*1600までならばマウスドラッグで描画領域をスクロールさせて全体を確認出来ます。    元の画像サイズが1600*1600以上の場合は1600*1600の部分のみ確認出来ます。    それ以上の部分は変換はされますが画面上での確認は出来ません。 この機能はGROLLのサンプルスクリプトを流用させて頂きました。 3】使い方  大まかな流れ:1.[実行]ボタンを押す 2.ファイル選択ダイアログが出るので変換したいファイルを選ぶ。         3.ファイル選択後オリジナルの画像が表示される。         4.その後変換が始まる。(画面上部にプログレスバーモドキが出ます)         5.プログレスバーモドキが画面の端まで到着すれば変換完了。         6.オリジナル画像が変換後の画像に変る。 7.必要に応じて保存する。 8.気に入らなければ設定を変更してやり直す。         注)ファイル選択ダイアログで同じ画像を選択すると最大5つまでは記憶しているので、           後で画像の違いを確認できます。  メイン画面 *** ボタン *** [ GO ]:プログラム実行     [Exit]:プラグラム終了     [Set ]:色合い、明るさ、くすみ修正、変換方法、変換後のbit数、の設定及び確認         詳細は設定画面の章参照      *** 画像変換を行った後に表示されるボタン ***      [Cls]:メイン画面のクリアー     [Save]:現在選択中の画像を保存します。         現在選択中の画像番号はタイトルバーに表示されます。      [Ori]:元に成った画像を表示します。 [ > ]:変換後の画像を表示します。 変換後の画像が複数有る場合(最大5つ迄)順番に表示されます。         変換後の画像は古い順に1,2,3,4,5と成っており現在表示されている         画像番号はタイトルバーに表示されます。         6番目からは1番目の画像が順に上書きされます。     *** その他 *** 画像をマウスドラッグで描画領域をスクロールして移動する事が出来ます。     画像が表示領域に入りきらない場合にスクロールして確認出来ます。     表示領域内で右クリックすると元の位置に戻ります。  設定画面 *** インプットエリア ***      [Y]:全体の明るさを調整します。         -255<-->+255 が使用可能範囲です。         -255だと全て黒         +255だと全て白         輝度が(現在の輝度)+(この値)と成ります。      [W]:靄(もや)、くすみ、黒ずみの修正用の値です。         0<-->255 が使用可能範囲です。         輝度がこの値以上の場合輝度が255に成ります。     [R,G,B]:R(赤),G(緑),B(青)それぞれの値の最大値(%)です。      実際の値は255*(値)/100と成ります。         (例)100%では輝度の最大値は255            50%では輝度の最大値は127         R,G,Bのそれぞれの値を変える事によりモノトーンでも赤みの有る物、青みの有る物         セピア色等を出す事が出来ます。 *** ボタン ***     [Color]:現在の設定で使用される色(8bitの場合はパレット)を下段のカラーバーに表示します。 [ OK ]:現在の設定でメイン画面に戻ります。 *** ラジオボタン *** [YIQ-RGB]:変換方法を選択します。         YIQ:輝度=((114*R)+(587*G)+(299*B))/1000         RGB:輝度=(R+G+B)/3         上記の式に従って変換します。  [8bit-24bit]:変換後のbit数を選択します。          8bit:変化後のファイルは 8bitビットマップファイルに成ります。         24bit:変化後のファイルは24bitビットマップファイルに成ります。 *** チェックボタン *** [Nega]:白黒を反転しネガフィルム風にする。 4】エラー  Err0:ファイル選択ダイアログで選択したファイルが読み込み可能なファイルでない。  Err1:設定画面(Set)で設定した値が範囲外です。 5】今後の予定  1:処理速度をあげる事が1番の課題です。    容量不足の為、かなり速度を犠牲にしてしまった。  2:インターフェイスの見なし。    同じくこれもかなり犠牲に成っています。 3:変換後のbit数に4bit,2bitを追加  注:どれも難しいそうです。 6】更新履歴  Ver1.0 初公開  Ver2.0 続けて違った画像を処理した時に前回の画像より小さい画像を指定した時、      前回の画像の上に表示し新しく指定した画像が見難く成るを修正した。      初期画面、設定画面のボタンの配置を変更   起動時に必要の無いボタンを非表示にして必要に成った時に表示するようにした。   機能に白黒反転(ネガフィルム風)を追加      設定画面で設定可能 7】お決まり事項 (開発環境) CPU :Pentium4(3.2GHz) メモリー:512GB OS :WindowsXP HomeEdition SP2適用済み 使用言語:HSP3 (ソフトウェアー種別) フリーソフト (免責事項) このソフトウェアの使用よって、いかなる問題が生じた場合も、作者はその責任を負いません。 バージョンアップや不具合に対する対応の責任も負わないものとします。 ご了承ください。 Copyright(C) 2005 You / Eddie You