全ての設定が終わったら、画面中央下にある「Run」ボタンをクリックしてください。
新しいウィンドウが開き、計算が始まります。新しく出来たウィンドウはしばらくすると
自動的に閉じ、計算が終了します。計算結果は「CalData」というフォルダの中に
出力されます。以下に説明をします。 (*にはFile Nameで指定した文字列が
入ります)
-
Disperse_*.dat : 分散関係の計算結果です。4つの列があり、
各々がΓ点からのトータルの進んだ距離と3つの振動数 [THz] に対応しています。
-
DOS_*.dat : 状態密度 (DOS) です。一列目が周波数[THz]、二列目がDOSです。
-
Fvib_*.dat : 格子振動の自由エネルギーです。一列目が温度[K]、
二列目が自由エネルギー[meV/atom]です。
-
OUTCAL_*.dat : その他の情報が書かれています。計算条件や原子の位置
とクラスターサイズ、Debye温度やエネルギーサーフェス
、力のテンソルなどが出力されています。