=========================================== 【ソフト名 】EXeR 【バージョン】1.2 【著作者  】へこ 【動作確認 】Windows98SE 【動作機種 】DOS/V互換機 【ソフト種別】フリーウェア =========================================== 【概要】 複数ファイルを一括起動するソフトです。起動リストファイルを作り、それを起動するとリストに書かれた全てのファイルが実行されます。フォルダやURLも指定できます。例えば「この作業をする時にはこれらのファイル群を起動する事が決まっている」ような時などに便利です。 【インストール】 解凍したファイル群を任意のディレクトリに置き、拡張子「elf」をEXeR.exeに関連付けて下さい。 *関連付けの方法* 適当なフォルダの『表示』メニュー>『フォルダオプション』>『ファイルの種類』>『追加』から行えます。 『タイプの説明』欄に判り易い名前を(例:EXeRリストファイル)、『関連付けられた拡張子』欄に「elf」と入力して下さい。 『新規』ボタン>『アクション』欄に「open」と入力、『参照』ボタンから「EXeR.exe」を選択して下さい。 『OK』を押せば、ファイルの関連付けは完了です。以降、拡張子が「elf」のファイルをダブルクリックするとEXeR.exeから起動するようになります。アイコンを変えたい場合は『編集』>『アイコンの変更』から行って下さい。 【起動リストの作成】 起動リストの中身は只のテキストファイルです。起動させたいファイルやフォルダのフルパス、あるいはURLを1行にひとつづつ書き連ね、拡張子を「elf」にするだけで作れます。 (リストの例) C:\Program Files\Accessories\Wordpad.exe http://www.vector.co.jp/ C:\WINDOWS\Cookies\ (最後の\は無くても良い) しかしフルパスの取得は面倒です。そこでEXeR.exeを素のまま起動すると、新規リストファイルの作成画面が出ます。『参照』ボタンで選択したファイルがリストの末尾に加わります。リストの中身は手動でも編集出来ます。『保存』ボタンを押すと保存ダイアログが出るので、保存場所を選んでファイル名を入力して下さい。 また、それぞれのファイルの起動には遅延時間を設定出来ます。これは、前の行を実行(1行目においてはEXeR起動)してからその行を実行するまでの時間です。単位は1/10秒です(完全に正確なものではありません)。ファイルパスの前にタブ文字を空けて時間数を書く事で指定します。多少の時間は空けた方が、やはり動作は安定するようです。なお、0やマイナスを指定しても意味はありません。 (リストの例2) 10 C:\Program Files\Accessories\Wordpad.exe 8 http://www.vector.co.jp/ 25 C:\WINDOWS\Cookies\ ファイルパスにオプションをつける場合、その中に空白が混ざっていると正しく認識されないようです。その場合はオプション全体を『"』で囲んで下さい。 (例:ワードパッドでテキストファイルを開く場合) C:\Program Files\Accessories\Wordpad.exe "C:\My Documents\Readme.txt" おまけとして、ファイルパスの部分に「透過」と書く事で、デスクトップアイコンのテキスト部分の背景を透過する事が出来ます。 (例:1秒後に透過) 10 透過 【起動リストの編集】 既存のリストファイルを[Shift]キーを押しながら起動すると、そのリストファイルの編集画面が出ます。要領は新規作成画面と同じです。『保存』を押すと、元のファイルに上書きして終了します。 【応用】 巡回サイトのリストを作り、ブラウザのリンクバーやお気に入りに登録すると便利です。 スタートアップ登録アプリを遅延時間付きでまとめ、PC起動時の負荷を分散する事ができます。また、アイコンテキストの透過機能は壁紙変更やOSを再起動すると元に戻ってしまうので、これも一緒にスタートアップに登録してしまうのがお勧めです。 【アンインストール】 フォルダごと削除して下さい。また、ファイルの関連付けを手動で解除して下さい。それ以外にレジストリをいじったりはしていません。 【免責事項】 このソフトの使用により生じたいかなる問題に対しても、作者は一切の責任を負いません。また、ユーザーに対するサポートの義務もありません。 【謝辞】 本ソフトは『Hot Soup Processor 2.6』を使って製作しました。 ONION software http://www.onionsoft.net/ アイコン透過機能については、さくら氏がウェブ上で公開されているソースを参考にしました。 さくらのページ http://www.silkroad.ne.jp/sakura/ 【転載条件】 改変不可・事後連絡推奨。 【連絡】 バグの報告や作者が有意義と思う要望には出来るだけ対応したいと思います。下記のアドレスへご意見・感想などメールしていただけると幸いです。 bakrez@mx12.freecom.ne.jp 【更新履歴】 Ver1.2 (2003/09/26)  ファイルリストの新規作成・編集機能を追加。 Ver1.1 (2003/09/24)  デスクトップアイコンのテキスト透過機能を追加。 Ver1.0 (2003/09/20)  初公開。